業務委託について考えよう!【訪問マッサージ/あん摩マッサージ指圧師/東京都江戸川区】
2023/08/31
訪問マッサージ業における業務委託のメリットとデメリット
訪問マッサージの世界でも、社員やパートとは異なる「業務委託」という働き方を選ぶ施術者が少なくありません。
業務委託とは、患者を紹介する治療院が法人や個人事業主と直接契約を結んだ方のことを意味します。
メリット
メリットとしては、スケジュールがいっぱいになれば、正社員よりも稼げてしまう可能性がります!
スケジュールさえいっぱいになるのなら、経営の勉強をしていない経営素人でも経営が出来ちゃうんです。
デメリット
しかし、デメリットもあります。
業務委託でも仕事を貰えるかどうかは、紹介する治療院(企業)の状況によっても大きく異なります。
「仕事が中々もらえない」残念ながらこの様な声をよく耳にします。
紹介する治療院の視点
紹介する治療院(企業)は、まずは自院の社員やパート職員のスケジュールがいっぱいになる事を目指します。
スタッフのスケジュールがいっぱいになった時、初めて業務委託に仕事を振るわけです。
また、業務委託は紹介する治療院(企業)の都合で、面倒な患者さんや単価の低い患者さんを委託契約をした先生に振ることもあるのです。
デメリットまとめ
そのため、当面は収入がありませんし、収入が出て来ても決して安定はしません。
また、自院(企業)の雇用するスタッフではないので、細かい指示を出す事もありませんし、まともな教育を受ける事も出来ません。結果のみ求められるのです!
その為経験が浅い施術者にとっては、まずはしっかりと学び、臨床における経験を積むことが必要です。
一旦社員やパートとなって一度安定した収入を得たり、十分な教育を受けてみてはいかがでしょうか?
紹介する院(企業)にとっては、業務委託契約を結んでくれると経営上リスクが少ないのです。業務委託はある意味手っ取り早い存在でもあるので、大手企業の中には、社員・パートは採用せずに業務委託契約ばかりを結ぶ企業も存在します。
当院の取り組み
当院(あしすと)では、初めは社員又はパートという形で入社いただき、しっかりと研修を行います。
大手訪問マッサージ会社の様に数日の研修では無く、1か月間はじっくり学ぶようにしています。
2年~3年程様々な経験を積んだ際のち委託契約を結んで働くのも良し!
ご自身で患者を集患(集客のこと)したり、保険請求を含めた事務仕事をして、高収入を得るのも良し!
独立開業希望者には、経営に関する教育も行っていますし、独立後の経営のサポートも無料で行っています。
業務委託の例
当院でも当院と業務委託契約を結んでいる院さんや企業さんがいらっしゃいます。
元より開業しており、一定のレベルをクリアした先生のみ依頼しています。
皆熱心な先生方ばかりなので、リクエストがあれば無料講習会も行っています。
報酬は売上の60~80%をお支払いしています。
結論
社員が良いのか?パートが良いのか?それとも業務委託なのか?
ご自身の希望や取り巻く環境下において、どの様な働き方が良いのか今一度じっくり考えなおしてください。